100分de名著 渋沢栄一“論語と算盤”(2)「“信用”で経済をまわせ」【解】【字】
「論語と算盤」には、金融機関や株式会社が「信用」を媒介にして回っている西欧から学んだ教訓がある。第二回は資本主義の暴走のブレーキとなるものは何なのかを考える。
番組内容
渋沢は海外で「日本人は約束を守らない」という言葉を聞いて衝撃を受ける。明治に入り近代化の波を受けた日本人の商業道徳は著しく荒廃。そこで「実業と道徳の一致の必要性」を全国で説いて回ることになる。この集大成が「論語と算盤」なのだ。そこには、金融機関や株式会社が「信用」を媒介にして回っている西欧から学んだ教訓がある。第二回は、拝金主義に陥りがちな資本主義の暴走のブレーキとなるものは何なのかを考える。
出演者
【講師】中国古典研究家…守屋淳,【司会】伊集院光,安部みちこ,【朗読】小野武彦,羽室満,【語り】内藤裕子,【声】畠山航輔