明日へ つなげよう「分断の果てに “原発事故避難者”は問いかける」【字】
原発事故から9年。「県外避難者」の調査では、家庭や仕事、故郷を失った上に、偏見や差別で分断され孤立を深める人々の実態が明らかに。彼らの証言から見えてきたものとは
番組内容
原発事故から9年。今もなおさまざまな困難に直面し苦悩する避難者の実態が、支援団体による調査で明らかになった。経済的に困窮する女性、仕事や行き場を失った男性。いじめが原因でうつ病に苦しむ青年。そして賠償金を巡る争い…。見えてきたのは、偏見や差別により分断され孤立を深める人々の姿だ。調査チームは「避難者の窮状もコロナ危機の被害も、社会的構造の問題だ」と指摘。いま“原発事故避難者”が問いかけるものとは?
出演者
【語り】余貴美子