テレメンタリー2018「私の人生を返して下さい〜国が強制した不妊手術〜」
障害者などに不妊手術を強制していた優生保護法。宮城県では1400人が手術を受けていた。国を訴えた70代の女性は16歳の時に不妊手術を強制された。手術強制の背景を追った。
◇番組内容
1996年に「母体保護法」へと改正されるまでの約50年間、障害がある人などに対し不妊手術を強制していた「優生保護法」。「優生上の見地から不良な子孫の出生を防止する」として手術を強制された人は全国で約1万6500人、宮城県では2番目に多い1400人に上っている。今年1月、国に損害賠償と謝罪を求め、県内の60代の女性が全国で初めて提訴した。
◇番組内容2
「私の人生を返して下さい」。手術の被害を20年前から訴え続けてきた県内の飯塚淳子さん(仮名・70代)。16歳の時に仙台市内の病院で不妊手術を強制され、結婚しても子どもが産めないことを理由に夫から離婚を切り出されるなど、人生が大きく変わってしまった。飯塚さんも今年5月に提訴。飯塚さんら被害者を通して、宮城で不妊手術が推し進められていった背景を追った。
◇ナレーター
湯浅真由美
◇制作
東日本放送【プロデューサー】藤井尚弘【ディレクター】根津薫平
◇おしらせ
☆番組HP http://www.tv-asahi.co.jp/telementary/