きょうの健康 命を守る!胃がん徹底解説「胃がんへの分岐点」【解】【字】
胃がんの多くは、ピロリ菌の感染が原因。中年以降に発症することが多いが、若いうちにピロリ菌検査をし、ピロリ菌感染があったら適切なタイミングで除菌をすることが大切。
番組内容
胃がんの原因で最も多いのがピロリ菌の感染。ピロリ菌に感染した人のすべてが胃がんになるわけではないが、感染者の約8%は75歳までに胃がんになると推定されている。ピロリ菌に感染するとほぼ100%ピロリ菌感染胃炎が起こり、それを放置していると萎縮性胃炎に進行、胃潰瘍や十二指腸潰瘍を発症する人もいる。萎縮性胃炎が進むと胃がんへと進行する危険性が高まるため、若いうちにピロリ菌検査と除菌をすることが大切。
出演者
【講師】富山大学大学院教授…杉山敏郎,【キャスター】黒沢保裕,岩田まこ都