100分de名著 マルクス“資本論”【新】(1)「“商品”に振り回される私たち」【解】【字】
元々水や土地といった公共財は無償であり潤沢に存在していた。資本主義黎明期これらはもっとお金が稼げる「商品」として農民から強制的に引きはがされる。何が起こったのか
番組内容
元々水や土地といった公共財は無償であり潤沢に存在していた。ところが資本主義黎(れい)明期、これら公共財は、もっとお金が稼げる「商品」として農民から強制的に引きはがされる。結果、農民たちは賃労働をせざるを得ない賃金労働者へと変貌。「商品」に頼らないで生きていくことはもはや不可能に。多くの人は借金、貧困、失業の脅威にさらされる。第1回は、私たちがいかに「商品」というものに翻弄されているかを明らかにする
出演者
【講師】大阪市立大学准教授…斎藤幸平,【司会】伊集院光,安部みちこ,【朗読】岡山天音,【語り】目黒泉