ニッポンの里山 ふるさとの絶景に出会う旅▽草刈りでよみがえった花園 千葉県佐倉市
住宅地の中に取り残されたやぶを住民たちが切り開き、草刈りを繰り返すと貴重なランやユリの大花園が自然に生まれた。もとあった里山の自然が草刈りでよみがえったのだ。
番組内容
東京のベッドタウンとして急激な宅地開発が進んだ街の片隅に絶滅にひんするランの仲間やユリが咲き誇る里山がある。荒れたやぶだった小山を地元住民たちが切り開き、草刈りを繰り返すうちに次々と野花が咲き出したのだ。そこは開発前は里山だった所。草刈りによって地中に眠っていた種などが発芽したのだ。夜になるとタヌキやウサギも現れる。草刈りで里山はよみがえる。花園は子供たちの自然観察や地域の活動でもにぎやかだ。