テレメンタリー2018「灯りを奪われた町で」
西日本豪雨の被災地・倉敷市真備町。ほとんどの住民が仮設住宅などに移り、夜は闇に包まれる。そんな中、灯りのともる家があった。真備を離れたくないある家族を追った。
◇番組内容
西日本豪雨の被災地・倉敷市真備町。夜になると町は闇に包まれる。ほとんどの住民が避難所や仮設住宅に移り、町を離れたためだ。そんな中、灯りのともる家がある。浸水した自宅の2階で暮らす森田英之さん(44)とその家族だ。「真備を離れたくない」―1階を修理し生活を立て直すつもりだが、二重の住宅ローンを抱え前に進めない。
◇番組内容2
真備町では古くから洪水が繰り返されてきた。町には過去の洪水で命を落とした人たちの供養塔が建てられている。来ることを分かっていながら被災し、町を離れる男性。川の堤防強化事業のために、立ち退きを宣告された住民たち。被災した家の解体も始まり、人口の1割近くが転出届を出した。「戻ってきてほしい」―町にとどまる住民の願いは届くのか。かつてない洪水に見舞われた町で、それぞれの選択をした人たちの姿を追う。
◇ナレーター
ブルゾンちえみ
◇制作
瀬戸内海放送【プロデューサー】満田康弘、喜多信博【ディレクター】高石かれん
◇おしらせ
☆番組HP http://www.tv-asahi.co.jp/telementary/