美の巨人たち 絵画とは思えぬ炎…高島野十郎『蝋燭』輝きの正体に秘めた画家魂【字】
長閑な農村にたどり着いた画家が、蝋燭の炎を見つめ描き続けた静寂と沈黙の神秘…世間との交わりを断ち、純粋に絵画を探求し、1本の蝋燭を何枚も何枚も描いた画家の物語!
番組内容
1960年、油彩画『蝋燭』の作者・高島野十郎は70歳の時に千葉県増尾へ移住。世俗から遠く離れ、独り静かに絵を描いていました。もともと「蝋燭」は絵の購入者や友人たちに贈ったもの。生涯にわたり蝋燭を何枚も何枚も描き続けました。今回の作品もその中の一枚。絵画とは思えないほど、ゆらりとした炎が見る者を照らします。なぜ私たちは炎に魅入ってしまうのか?その秘密は光を当てるとキラキラ輝く“ある物質”にあったのです。
ナレーター
小林薫 神田沙也加
音楽
<オープニング&エンディングテーマ>辻井伸行
ホームページ
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