こころの時代〜宗教・人生〜 シリーズ マンダラと生きる第6回▽マンダラと日本人【字】
藍で染めた布地に、金と銀を用いて描かれたマンダラ。鮮やかな色彩は姿を消し、静かな輝きを放つほとけたち。日本独自に発展を遂げたマンダラの世界を読み解く。
番組内容
インドで生まれ、平安時代、空海によって日本にもたらされたマンダラ。それから1200年、日本では、従来の姿とは大きく異なるマンダラが次々と登場していった。自然を大きく扱ったものや、一頭の鹿が描かれたもの。そこにはどんな祈りが込められているのか。そして、現代に生まれた受精卵が中心に描かれた「生命誌マンダラ」。マンダラの持つ可能性はさらに広がっている。日本で独自の発展を遂げたマンダラの世界を読み解く。
出演者
【出演】宗教学者…正木晃,【きき手】渡邊あゆみ