目撃!にっぽん「ただぬくもりが欲しかった〜戦争孤児たちの戦後史〜」【字】
太平洋戦争で親を失った戦争孤児は12万人。路上で暮らす孤児の姿は各地で目撃されたが、詳しいことはよくわかっていない。彼らは戦後をどう生きたのか、当事者が証言。
番組内容
過去を知られたくない、つらい記憶を思い出したくないと、路上生活を送った戦争孤児たちは、その経験をほとんど語ってこなかった。そんな中、孤児たちの戦後を記録しようと、全国規模の調査が始まっている。高齢となった孤児たちは、辛い記憶をようやく語り始めた。餓死する仲間たち、生きるために働いた盗み、周囲の冷たい目、そして差別…見えてきたのは、戦争の犠牲者なのに社会からさげすまれた孤児たちの姿だった。